古代建築模型の製作日記

薬師寺西塔模型(縮尺1/25)の製作工程紹介 

西塔各部の名称と寸法

次回 各部の名称と寸法をお知らせします

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西塔各部の名称と構造

西塔各部の呼び名と構造

薬師寺西塔各部名称-a
薬師寺西塔の構造は、屋根部垂木の上に
  上層部が乗せてあるだけです

初重屋根の上には、二重 三重 相輪部の全加重がかかる
二重屋根の上には、三重 相輪部の全加重がかかる
三重屋根の上には、露盤 相輪の全加重(約3.5ton)が
  かかり塔全体を安定化させています
      西塔の総重量 650ton
心柱は、根継石の上に乗り 伏鉢部で接触しているだけです


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西塔各部寸法

地表より各部までの高さを示します
(  )で示す数値は模型の高さを示します

薬師寺西塔各部寸法

 基壇巾(一辺)          14.4 m   (0.57m)

 初重裳階柱間(一辺)     10.51m  (0.42m)
    屋根軒           13.74m  (0.55m)
 初重本柱間 (一辺)       7.1 m  (0.28m)
    屋根軒           15.48m  (0.62m)
     
 二重裳階柱間(一辺)      7.66m  (0.31m)
    屋根軒           10.89m  (0.43m)
 二重本柱間 (一辺)       4.99m  (0.20m)
    屋根軒           12.68m  (0.51m)

 三重裳階柱間(一辺)      5.44m  (0.22m)
    屋根軒            8.27m  (0.33m)        
 三重本柱間 (一辺)       2.94m  (0.12m)
    屋根軒            9.98m  (0.40m)        

  西塔は、東塔を調べて再建されましたが 天平尺で
   作られています
        天平尺 1尺=296mm

        法隆寺は  高麗尺 1尺=351.5mm
        現在は、1尺=303mm

      (時代によって1尺の長さが変わります)

屋根(本屋根)の傾斜について
傾斜角は、地垂木の取り付け角で決まるが
 角度は 3寸などと 呼びます
  この場合の角度は 3寸/1寸 
    すなわち tan 0.3/1 = 0.3 となります

 西塔の場合    非常に緩やかな傾斜です

  初重本屋根 2寸5~6分  tan 0.25
  二重本屋根 3寸       tan 0.3
  三重本屋根 3寸5~6分  tan 0.35
 

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