古代建築模型の製作日記

薬師寺西塔模型(縮尺1/25)の製作工程紹介 

西塔各部寸法

地表より各部までの高さを示します
(  )で示す数値は模型の高さを示します

薬師寺西塔各部寸法

 基壇巾(一辺)          14.4 m   (0.57m)

 初重裳階柱間(一辺)     10.51m  (0.42m)
    屋根軒           13.74m  (0.55m)
 初重本柱間 (一辺)       7.1 m  (0.28m)
    屋根軒           15.48m  (0.62m)
     
 二重裳階柱間(一辺)      7.66m  (0.31m)
    屋根軒           10.89m  (0.43m)
 二重本柱間 (一辺)       4.99m  (0.20m)
    屋根軒           12.68m  (0.51m)

 三重裳階柱間(一辺)      5.44m  (0.22m)
    屋根軒            8.27m  (0.33m)        
 三重本柱間 (一辺)       2.94m  (0.12m)
    屋根軒            9.98m  (0.40m)        

  西塔は、東塔を調べて再建されましたが 天平尺で
   作られています
        天平尺 1尺=296mm

        法隆寺は  高麗尺 1尺=351.5mm
        現在は、1尺=303mm

      (時代によって1尺の長さが変わります)

屋根(本屋根)の傾斜について
傾斜角は、地垂木の取り付け角で決まるが
 角度は 3寸などと 呼びます
  この場合の角度は 3寸/1寸 
    すなわち tan 0.3/1 = 0.3 となります

 西塔の場合    非常に緩やかな傾斜です

  初重本屋根 2寸5~6分  tan 0.25
  二重本屋根 3寸       tan 0.3
  三重本屋根 3寸5~6分  tan 0.35
 

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コメント


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元薬師寺西塔の大工です

西塔の模型製作ご苦労さんです
昭和52年の6月から54年の8月まで
西塔再建工事に参加させて貰いました
西岡棟梁以外17人の大工で
私は22才で若手の方ですが
中堅若手と段階に応じて大工を集めたようです
一度お寺の工事をしたくて
偶々入れたようです その後何百人と来たのですが
少数精鋭で 早めに来たのが良かったようです
HPで当時の仕事の内容があるので見てください
検索戸田村再発見
http://www2.wbs.ne.jp/~yamanobu/yakusiji.htm

山口展 | URL | 2011-07-01(Fri)12:26 [編集]